BLOG BUSINESS ANTENNA 2
2008年11月 7日 | 投稿者: 本間 美紀
02 東京・表参道、話題のショップの今(2)
TIME & STYLE
いよいよ迫って来たIFFT/インテリア ライフスタイル リビング。 このブログでは、メーカーや商品を「点」で紹介するのではなく、最近の傾向やマーケティング的な視点から、「面」で紹介し、来場者の皆様のビジネスにつながれば、ということで発信してゆきたいと思います。パート1、最初の3回は東京・表参道の話題のインテリアショップの店頭を取材し、報告します。今回は「TIME & STYLE」を取り上げます。
新商品の情報がめまぐるしく駆け抜ける時代、「変わらない」ことが一つの価値と信頼を生む。その好例がタイム&スタイルだろう。直線的で無駄のないデザインで、開店以来、その商品イメージはほとんど変わらない。旭川に自社工場も据え、品質管理にはますます力を入れる。
工夫しているのが4つの違った出店形態だ。青山店と自由が丘の路面店、東京ミッドタウン店(六本木)、二子玉川の高島屋内のインショップ。最もにぎわうのがミッドタウン店で来客数は数えきれない。全国の観光客や外国人客も多く、客単価は45万円以上と最も高い。

実は第一号店となるのがこの自由が丘店。外装の雰囲気もいい。
倉庫風の大きな空間は商品がみやすい。一部にカフェを併設し、ゆったりと腰掛けて買い物の検討もできる。
たとえば売れ筋はこんなシンプルなテレビボ―ド。余計な機能がなく、基本がしっかりしたもの。そういう商品が他に意外にないからだ。
青山店は法人対応と広報機能を担うアンテナショップ。百貨店内の二子玉川店は現実的な日本の家のサイズで家具を展示し、家族連れや主婦が圧倒的に多い。4店の性格分けははっきりしている。
注目すべき点は、構成比は若干変わるが、どの店でも同じ商品を売るという揺るぎない方針だ。家具販売は立地や品ぞろえに大きく左右されると言われるが、タイム&スタイルのように商品の基本がしっかりしていれば、立地条件と各店の性格づけは純粋な追い風になり、買い足し買い替えの固定客をつかむ。売れる店はやはりよい商品あってこそ、という基本を改めて考えさせられる。
また各店ごとのイベント企画も、もう一つの集客の鍵だ。自由が丘店にはアートギャラリーでの展覧会、青山店ではジャズライブ、新作展などつねに人が集まる企画をしかけている。パリの装飾美術感ではタイムアンドスタイルのプロダクト展が開催中で、青山店ではオリジナルテーブルウェアの新作展が同時開催中だ。
毎年の新作は秋に発表される数が多いが、今年もジャンマリーマッソー、パトリックシアなど、自社デザインだけではなく、海外デザイナーとのコラボ商品も登場する。こういったデザインアイテムは、ミッドタウン店などでは、非常にアイキャッチになるという。 IFFT/インテリア ライフスタイル リビング会場ではキナサンドとのコラボ展示を予定している。シンプルな家具と北欧センスのテキスタイルの融合が楽しみだ。
お話を伺った、店舗統括・駒形麗子さん
DATA
TIME & STYLE
東京都港区南青山 4-27-15
TEL 03-5464-3205
店舗面積 495㎡
※インショップは東京ミッドタウン(660㎡)、二子玉川高島屋(265㎡)に2店。自由が丘(660㎡)、福岡(200㎡)に路面店。


