"2way Christmas" in MAGIS+PLUS
2008年12月24日 | 投稿者: 事務局スタッフ
こんにちは、事務局の原田です。
いよいよホリデーシーズンのムードが高まってきましたね。
さて、事務局メンバーは、22日(月)にMAGIS JAPANさんと+PLUSさんのコラボで企画されたクリスマスパーティー@+PLUSショールーム(赤坂見附)におじゃましました!
「MAGIS」は1976年に北東イタリアで、創業者ユージニオ・ペラッツァ氏によって設立されたデザインラボラトリーです。世界を代表するデザイナーとともに、斬新で使い心地の良いインテリア製品を発表し続けている、最も注目すべき企業のひとつです。
このパーティーでは、MAGISのトップデザイナー喜多俊之氏と、安積伸氏のトークセッションが行われました。
「デザイナー」「作り手」「経営者」の3つの観点から、「デザインする」ことに対する両氏の貴重なお考えをお聞かせいただきました。
とてもたくさんの方が、真剣に耳を傾けていました!
わたしも1時間にわたるセッションの中で、いくつもの場面で深くうなずいたり、へぇーとおもったりするフレーズやエピソードに出会いました。
例えば、MAGISのプロダクトの中で安積氏がデザインされた「STRINGS CHAIR」は、製作までに3年を要したそうです。ひとつの作品が世に出るまで、それほどの時間がかかるのか、と驚きましたが、それと同時に「MAGIS」という会社のものづくりへの姿勢にとても感心しました。
MAGISは、自社工場を持っていないそうです。地元の中小企業が、デザイナーのアイデアを形にしています。そういった意味で、MAGISという会社は、デザイナーと職人をつなぐ「プロデューサー」なのです、と喜多氏。デザインを現実的な形に起こす、思いと技術を持ち合わせた職人探し。試作を繰り返し、MAGISのブランドのもと製品を世に送り出す。優れたデザイナーと、高い技術をもつ職人が作り上げる高品質の製品でブランド力を強めるMAGISのこのものづくりの仕組みは、デザイナーにとってだけでなく、地元の中小企業にとっても大きな自信と経済的な成長の得られる優れた仕組みだなぁと思いました。
MAGISを含め、家族経営的な中小企業が多いイタリアでは、経営者はデザイナー=「投資先」と考えているそうです。どのデザイナーと組むことが自社にとって最大の効果を生み出すかを考えるのが、経営にとって重要なのですね。「競争はデザイナー同士のものではなく、経営者同士のものであって、時流にあったデザインをキャッチすることが、企業が勝抜くために必要」、という考え方に共感しました。
また、デザイナー自身の言葉として、「デザインはアートではない。アートと違って、時代によって新たなデザインを創り出し、時代にあったものに変わっていくのがデザイン」、と喜多氏が繰返し語っていたのが印象的でした。
MAGISのほかにもさまざまな企業・プロジェクトから作品を発表している喜多氏が、新作のケトルの製作過程でのエピソードを紹介してくれました。その中で、喜多氏がデザインする過程で大切にした点を教えてくれました。それは「使う人」「作る人」「売る人」そして「地球」の立場に立ってデザインする、ということでした。
この考え方は、業種に関わらず応用できるものだなぁとおもいます。
鋭い感性を持ち、幅広いご活躍をされている喜多氏と安積氏ならではのお話に、たくさん勉強させていただきました。
加えて、このイベントを企画・運営されたMAGIS JAPANさんと+PLUSさんの、来場者に対するホスピタリティも印象的でした。
あらゆる角度からものごとを捉えること、想像力を働かせること、学び続けることができれば、もっともっといい仕事ができるのだろうなぁと、気持ちも新たになりました。
見本市の主催者として、たくさんの方と関わる中でこのクリスマスパーティで学んだことを活かしていきたいとおもいます。
みなさんもステキなクリスマスホリデーを!
Magis Japan株式会社
+PLUS (プラス株式会社)


