IFFT BUSINESS ANTENNA 02
2009年10月29日 | 投稿者: 本間 美紀
日本家具のDNAの手がかり-それが「にっぽんらいふ」
日本の家具を大事にしたい。
IFFT/インテリア ライフスタイル リビングでは、
その姿勢を今回も強く打ち出しています。

そのキー展示となる「にっぽんらいふ 日本の木の家具・生活具展」。
その概要が明らかになりました。
筆者が入手した会場マップ(予定版)によると、
今年は会場の約1/4を「にっぽんらいふ」含む、
国産家具産地ブースが占めることになります。
日本家具工業連合会が主催する「にっぽんらいふ」。
参加するのは旭川(北海道)、静岡、加茂(新潟)、福井、福岡、埼玉、
鳥取、岐阜、横浜(神奈川)。総じて60社を予定しています。

中でも日本の北欧家具ともいわれ、
ファンも多い北海道旭川のカンディハウスの出展は
うれしいニュースです。
新作の一部ですが、写真の撮り方などもシックで、洗練された印象です。
桐の箪笥でも知られる加茂からは、
こんなモダンなチェストが登場。

埼玉は工房家具のような、作り手の顔が見える家具が中心のようですが、
こんな美しいクラフト照明も発表されます。



静岡はやっぱり箱ものが強い。

その一つがこの「趣木」。
地元・因州和紙を活用した家具は期待できそう!
インテリアのトレンドを見せる展示や、
本気で家具のビジネスに取り組みたい若手デザイナーを紹介する場
「SOON」も、このにっぽんらいふの中に設営されます。
産地単独で出展する大川、備後、都城、徳島のブースが並びます。
また高級家具で知られる森繁の名前も発見。
つまり会場を回るだけで
日本の家具産地を旅することができる、
そんな会場構成になっているのです。
今回にっぽんらいふを総合プロデュースした、
ゼロ・ファーストデザインの佐戸川清さんは
「家具の低迷がささやかれて久しいですが、
日本家具のDNAを見せたいと強く願っています。
横並びにするのではなく、
産地にはやはりそれぞれの持ち味がある。
それを引き出してあげたいと思っています。
またSOONはゼロ・ファーストデザインがストックしている
400人のデザイナーのから、やる気のある人を選定し、
すぐにでも商品化できる実用性のあるデザインと
家具の製造者をビジネスマッチングする場にしたい」
と熱く語ってくれました。
今回、久しぶりに日本の家具産地がまとまることで、
来年からはまた新しい企画も生まれるでしょう、
と佐戸川さんも意欲的でした。
10年以上の家具業界ウォッチャーの正直な目から言えば、
ここ数年は家具の産地がこのように集まる機会は、
なかなかなかったように思えます。
その意味でも、今回の「にっぽんらいふ」は
今後の布石となると思うのです。


