IFFT BUSINESS ANTENNA 05
2009年12月 3日 | 投稿者: 本間 美紀
昨日、ついに開幕したIFFT/インテリア ライフスタイル リビング。
会場からのレポートを早速お伝えします。
今回は東2ホールと東3ホールの2ホールを使い327社が出展しています。
数字だけ見ると規模が小さくなったようにも感じます。
けれども実際の会場は決して小さくは感じません。
「ブース一つ一つを丁寧に見られる」
「まわりやすい」
これは実際の来場者の声です。
まわりやすい理由の一つには、
見応えのある企画が、バランスよく配置されているからです。
まず今年のハイライトは東2ホールの「にっぽんらいふ」でしょう。
日本の家具メーカー約60社が集まって、国産家具の「今」を見せました。
出展企業は、ミドルハイクラス市場を狙ったメーカーが多い印象で、
現実的に買いやすく、ビジネスに直結する可能性を秘めています。
また「にっぽんらいふ」内の企画展も目を引きます。
若手デザイナーのアイディアを見せる「SOON」。
何社かの出展社に話を聞いてみましたが、「にっぽんらいふ」が
IFFTに参加することに関しては歓迎ムードで、今後の国産家具の
新しい流れをつくる、そんな手応えを感じているようでした。
12月2日、正式にプレス発表もあったのですが、国際家具産業振興会と、
日本家具工業連合会が合併し、来年からはよりメーカーや産地間が
まとまりやすくなります。来年も期待できそうです。
北海道・旭川のカンデハウスは高級ラインの「WING LUX」を発表。
これまでの明るくファミリーな感じとは違う、シックで落ち着いた雰囲気を提案します。
宮崎県・都城「ミヤコンジョプロダクト」は、小泉誠さんや村澤一晃さんの新作が完成。
杉の木目が美しい!
唯一のヨーロッパ出展、ノルウェーブースはリラックスチェアが目立ちました。
充実していたのが会場中央の「WA+(ワプラス)」のエリア。
デザインや雑貨のメーカーはすでに多くの見本市で出尽くしているようにも
感じていましたが、まだまだこんな企業があったのか、と思うようなブースに
多く出会いました。
まずは奈良の「中川政七商店」。これはすでに以前のブログでも報告済みですが、
新しいブランド「中川政七商店」の発表です。
山梨の国産絹のデザインブランド「HENGEN」。
そしてIFFTの会場ではすっかりおなじみになった「YO-NO-BI」です。
秋田杉とLEDを組み合わせた照明や、江戸小紋を活用したポーチ類など、
が登場しました。
東
セレクトブランドや、ハイエンドブランドによる、洗練されたブースが立ち並びます。
昨年と同様に、ファブリックスと家具のブランドを上手く組み合わせた見せ方で、
インテリアの総合的なスタイルを提案していました。
こちらはクリスチャン・フィッシュバッハの日本フィスバ。
今回はベルベットを豊かにたっぷりと見せます。
東京の家具メーカーが合同で提案する「都美」。
そして事務局もビックリしたのがセミナートークの盛況ぶり。
写真は小泉誠さん、村澤一晃さん、関洋さんのセミナーの様子ですが、
セミナーゾーンが会場の中にあり、座れない人も立ち見で聞くことができます。
それはそのまま、いま業界の人が誰に、何に、関心を持っているのか、
目の当たりにできることもあり、別会場で行うようなセミナーとは違う
臨場感がありました。アッシュコンセプトの名児耶秀美さん、
中川政七商店の中川淳さんのセミナーも同様に満席立ち見の状況でした。
今回のIFFT、筆者の正直な感想は「予想以上に出会いがある」ということです。
大きな、派手なブランドや企業は確かに少なくなっています。けれども、
小さくても実のある、現実的で良質な企業に出会うことができました。
会場は適正規模と思えます。一つ一つのブースをほぼもれなく回ることができます。
見本市が乱立する時代ですが「頭数を集めてコマ割りをした」という見本市では
全くないように感じました。
足を運ぶ価値は十分にあります。
IFFT/インテリア ライフスタイル リビングは12月4日、今週金曜日まで開催です。


