会期終了レポート2 新たな試みへの期待
2010年6月10日 | 投稿者: 高橋 美礼
会期終了レポート2 新たな試みへの期待
第20回目を迎えた今年のインテリア ライフスタイル(以下IL)。会期終了後にも出展者の方々や参加デザイナーの方から、来場者の反応や具体的になりつつある引き合いや、あるいは他の仕事への展開予定を耳にし、会期中の盛況だけに終わらずより具体性のあるビジネスへと続く勢いを実感しています。
私が担当するブログも今年はこれが最後の更新になりますが、最後に取り上げたいのは、IL会場での新しい提案ふたつ。まずは、アトリウム特別出展エリア「giving style」のスタイリングゾーンで披露された、スペシャルプレゼンテーション。インテリアの著名デザイナーやリーディングカンパニーによる「贈り物」をテーマとしたスタイリングには、ショップディスプレイのヒントやギフトシーンのアイデアが詰まっていました。
*ELLE DECO 中林友紀
「365 days gifts 贈りたい!と思った時がキフト日和!自分のアイデアをプラスして、大切な人への気持ちをこめて贈ろう」というコンセプトのもと、IL出展者の製品からチョイスしたコレクションをギフト仕様にしてプレゼンテーション。喜びや感謝の心を伝えるのにおおげさな理由などいりませんね。
*Bob Foundation http://www.bobfoundation.com/
「食べられないパーティー」がタイトルの、ボブ.ファウンデーションによるインスタレーション。「オリジナルギフトラップ(Number62)で制作した帽子箱をウェディングケーキに見立て、素敵なアイテムがまるでメインディッシュのようにお皿を飾ります」、という楽しいプレゼンテーション!
もうひとつは、西1ホールで催された特別企画「TOKYO LIFESTYLE PHOTO」です。これは今年始まった、コンテンポラリーアートのギャラリーとインテリアショップが連動する新しいライフスタイルフェアという位置づけ。IL会場をメインに、六本木、新宿、丸の内、渋谷、青山、目黒をはじめとするインテリアショップをサテライトとして、「Living with Photography/写真と暮らす」というライフスタイルの提案です。
発起人は松浦隆展氏、実行委員には後藤繁雄氏、吉田龍太郎氏が名を連ねるとおり、現在の日本を代表する写真家やアーティストの作品が実際に展示された空間は、ILにまったく新しい風をもたらしていたといっていいでしょう。
初年度となる今回の参加ギャラリーは以下の11廊。
ZEN FOTO GALLERY Shibuya, Tokyo
いずれも一流のアーティストを扱い、若い才能を発掘し育ててきたギャラリストのセレクトによる作品を、それぞれのスペースでインテリアショップが提供する家具類とあわせて展示し、写真とアートのある暮らしのイメージを創出させていました。新製品の並ぶIL会場内にありながら、その一角だけは落ち着いた静かな空気が流れ、これからのあるべきインテリアスタイルの一つがはっきりと現れた特別展示となりました。
*TOKYO LIFESTYLE PHOTO Living with Photography 新しいコンセプトのライフスタイルフェアがスタート。その第1回の会場がIL。イデー、 20回を重ねながらも毎年、こうした新たな試みがあるからこそ、ILが開催される意義も深まるのだと強く感じます。伝統技術を受け継いだデザイン、革新的な技術を搭載した家電類、楽しく生活するための雑貨、そして心と人生を豊かにするアート作品。すべてに触れることができたILには、これからもさまざまな試みをバックアップしてほしいと願いますし、出展者の方々にはさらに人間性ある製品を世に送り出してくれることを期待しています! 今年も最後までブログを読んでいただき、ありがとうございました!
http://www.tokyolifestylephoto.com/
タイム& スタイル、ワイズ・ワイス、コンランショップでも連動して作品と家具をコーディネート
した展示が行われています。ILで未見の方はそちらへ!


