日本のライフスタイルに新たな定番を。
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ヤングデザイナー・アワードをはじめ各賞決定!

 今年も「インテリアライフスタイル・アワード」各賞が初日の夜、会場内で開かれたレセプションで発表されました。全出展者から審査員がそれぞれの視点で今年の逸品をセレクトするという恒例の各賞ですが、今回から新たにELLE DECO賞が加わり6つのアワードが選定。発表を受け、各ブースを取材してきました!

 

JID Design Award

 by 日本インテリアデザイナー協会 理事長 喜多俊之氏

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nara helt naturligt(ナーラ・ヘルト・ナチューリクト/トゥモローランド)

http://www.naraorganics.jp/

このブログでもさきがけて紹介したオーガニックボディケア製品「ナーラ・ヘルト・ナチューリクト」が日本インテリアデザイナー協会賞を受賞しました!「全ての商品においてオーガニック認証を取得していることに加え、デザイナー自身(グン・ヨハンソン氏)も国際的なオーガニック認証機関であるエコサートを取得している。商品開発の努力と企業姿勢が素晴らしい」(喜多氏)との受賞理由です。同協会副理事長中田重克氏も、「自然を意識したブースデザインも素晴らしい。徹底したオーガニックへの取り組みが商品やプレゼンテーションに現れている」と話していました。そう、ブース自体の存在がアトリウムにフレッシュな空気をもたらしているのです。飾られた草花も野原から摘んできたようなやさしさを醸し出していて、和やかな雰囲気が漂っていました。「giving style」のテーマ"ギフト"にはきっと、自然の恩恵という意味も含まれているのではないでしょうか。

 

JDCA Design Management Award

 by 日本デザインコンサルタント協会 副代表理事 山村真一氏

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*三条商工会議所

審査員の山村氏は「新潟県、三条の持つ多様な日本の伝統的ものづくり技術が見事に現代のライフスタイルに生かされている。その高いデザインマネージメントの取り組みを評価します」と述べています。まさに匠の技!と唸らされる力をもった製品がたくさん並ぶブース。安達紙器工業、三条商工会議所、諏訪田製作所、百年物語、マルナオの各社が自信の技術を誇る場です。ひとつひとつが非常に緻密な設計と細かい神経で手がけられているのがわかります。それでいて新しい!いま使ってみたいペーパーナイフや箸、USBコネクタなどがたくさんあるので、ぜひ実物を手にしてスゴさを体感してほしいと思います。

 

NIKKEI DESIGN Award

 by 日経BP社 日経デザイン編集長 下川一哉氏

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古川紙工(ふるかわしこう)

http://furukawashoten.jp/

 ここへは足を踏み入れて良いのかどうか!?一瞬ためらってしまったのは、あまりにも神々しいブース入り口だったから。真っ白い暖簾をくぐると白い玉砂利が敷き詰められた小さな空間で丁重に扱われていたのは、和紙のレターセット!三椏を原料とし、すべて手作業で製造された美濃和紙のレターセット「鳳凰の手紙」です。手作りと言ってしまうのはあまりにも簡単過ぎます。

 私も学生の頃、泊まり込みで和紙を漉いたことがありますが、そりゃあ手間と労力のかかる仕事なのです、すべて手漉きというものは。三椏(他には楮やガンピなど)を川に沈めて柔らかくし、煮込み、すべてのゴミやチリをひとつも残さないように手で取り、さらに繊維質を柔らかくするために煮込む作業を繰り返し、必要に応じて漂白し、ネリと呼ばれる接着剤の役割をするトロロアオイの根をすり潰し、やっと原料が完成。さらに水へ溶解させて1枚ずつ簀桁ですくい上げるように漉き、板に貼って天日で乾燥させる‥‥‥これでやっと1枚の和紙が出来上がるのです。

 古川紙工のレターセットに使用している和紙は、この工程でもすべて自然の材料だけを利用しているとのこと。白さを出すために、普通は苛性ソーダなどを加えるのですが、貝殻胡粉を原料に漉き込むという繊細さ!

 便せん15枚・封筒5枚・カード1枚が一式になって桐のトレイに収納された、一生ものよりも長生きするセット。ボックスには鳳凰柄がエンボスされています。これぞ本物の贅沢。1000年先まで残る和紙、手に入れてもいないのについ、何を書き残そうか考えてしまいました!

 

All About Style Store Award

 by オールアバウト スタイルストア MDマネジャー 柳沼周子氏

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*邦商(ほうしょう)

http://www.whitephoto.co.jp/

アッシュコンセプトがプロデュースした「HO.H.、折りたためるランチボックスがオールアバウト賞を受賞です。食べ終わったら平たくたたんで持ち帰れるお弁当箱。折り曲げに強いポリプロピレン素材を使用しているので、使い捨てなくて済むのが嬉しいところ。選評コメントは「最近の景況を鑑み、こんな中でもお客様の行動を引き出すアイテムを選びました。お弁当箱の枠を超えたデザイン、仕様、価格で、すぐにでもご紹介したいと思えるものでした」(柳沼氏)。広げると1枚のフラットなシートになるので、隅々まで洗えて清潔そうですし、なんと電子レンジで温め直しもOK!冷凍保存も可能!お弁当だけじゃなく、おすそわけやパーティーにも役立ちそうです。しかも2サイズ×10種類のデザインから選べるのが楽しいですね。伸縮性のバンドもカラフルで、仕切り板も付属しているなんて、使い捨てられるワケがないんです。あ、食べ物だけじゃなくて、小物の収納にもぴったりかも!

 

 

ELLE DECO Award

 by アシェット婦人画報社 エル・デコ編集部 編集長 木田隆子氏

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*植田産業 キュオラ

          「紙という素材の可能性を最大に生かし、未来へのメッセージを感じる作品です。リサイクルのアイデア、生活を豊かにしてくれる美しい色使い。これからの時代のものづくりを刺激する、発想の素晴らしさにエル・デコ賞を差し上げたいと思います」(木田氏)。色使いが魅力的なうえ、構造がシンプル(一定幅の紙コードを巻き、お椀状に押し固める手法)。材料をさらに細かくして編み上げたクッションや、スツールになった状態も新鮮な形ですね。いくつか違う色をチョイスして、インテリアのポイントにしたり、重ねてディスプレイしたりするのも素敵。子どもの頃、リボンを丸めて小さな器を作って遊んだことも思い出して、懐かしい気持ちになるデザインでもあります。

           

Interior Lifestyle Young Designer Award

 by インテリアライフスタイル プロデューサー 高田公平氏

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*デザイン創造工房『めがね』

http://www.designstudio-megane.com/

 若手デザイナーによるプレゼンテーションエリア「talents」から1名に授与される「ヤングデザイナー・アワード」に、今年は八木沼修氏が決定しました。数年間にわたって活動してきた、伝統工芸品とのコラボレーションが結実し、ドイツで開催されるアンビエンテでも招待展示ができる権利を得て、会期2日目からはさらに注目を集めています!実は過去にも「talents」エリアへ出展を申し込んでいたそうですが、実力不足と見なされてしまい落選し続けていたのだとか。その間にもコツコツとていねいに各地の伝統技術者とやりとりを重ねてきた成果ですね。特に、香川県丸亀市の伝統的うちわ技術を用いた、新しいサイズのスクエアなうちわが秀逸です!文庫本や単行本にはさんで持ち歩ける形をデザイン‥‥‥というより、職人と共に開発した、という製品。さらにブラッシュアップさせて製品として流通できるようになってほしいと思う一方、手技あってこそ完成できる精度を落としては意味がないとも言えます。どうしたら両立できるのかを手助けする力も、デザイナーに求められている能力のひとつかもしれません。八木沼氏のさらなる活躍にも期待したいと思います!

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