新しい才能を探しにまず向かいたい「talents」エリア!
2010年6月 3日 | 投稿者: 高橋 美礼
インテリア ライフスタイル初日、
新しい才能を探しにまず向かいたい「talents」エリア!
初日を迎えたインテリア ライフスタイル。20回目という節目の今年は、不況の影響もあり海外出展者の数は伸びなかったものの、発表によれば日本企業の出展数は増加したとのこと。実際に会場を歩いてみても活気を感じますし、来場者の出足も悪くないように思います。それぞれに工夫を凝らしたブースデザインは、昨年よりもさらにレベルアップしていて、製品に注目するのと同じくらい興味深く観察してしまいます。なおかつ、東京ビッグサイト西ホールをすべて、アトリウムまで広く使用した会場は隅々まで見応え十分。1日では時間が足りないかもしれません!
"国内外のデザイナーとメーカーをつなぐプラットフォーム"
会場内はエリアごとに分かれており、ただ新製品を発表するのではなく、アトリウムの「giving style」や西1ホールの「NORDIC LIFESTYLE」などテーマをもった展示方法がなされています。
そのなかで今年も新しい才能を発揮するデザイナー自身がプレゼンテーションをおこなっているのが「talents」。国内外から9組のクリエイターが、メーカーを求めて新作を提案しています。「neON」という名称から変わりましたが、これまでにもホラグチカヨ氏や山田佳一朗氏、ドリルデザインとフルスイングによる合板研究所など、今回のILでメーカーから製品を発表しているデザイナーを輩出してきました。特に、ドイツで開催される「アンビエンテ」内のデザイナーズ・エリアに招待出展できる1名を選出する審査(インテリアライフスタイル・ヤングデザイナー・アワード)も同時に行われるため、ブースでの見せ方にも気合いが入っています。
メーカーの新作が気になる会期ではありますが、彼らの勢いにもぜひ触れてみてください。
長谷川哲士氏と角田真祐子氏のユニット「minna」は2作品を提案。ほんのわずかなアイデアで立てかけたり引っ掛けたりするのが楽になった構造の傘「Smart Umbrella」と、この「motte」。牛乳パック専用取っ手です!500ミリリットルのパック入り飲みものを、ストローでそのまま飲むときにも少しエレガントに!パックの口に差し込むだけで取っ手になる小さなグッズ、今すぐにでも使ってみたくなりますね。初日数時間にしてすでに、メーカーから製品化の声がかかったとか。
*LaLa Lab.(ラララボ)
デザイナー飯田侑希氏の作品は、鳥の羽でおおったランプ「NEST」と、動物の足跡をモチーフにした花器「ASHIATO」。陶器製の花器は、下に水を含ませたオアシスなどのスポンジを入れて草花を飾っておくことができます。動物や鳥の足跡のくぼみに愛嬌がありますね。さりげない野の花などを選べば、なんとなく自然に生えてきたような雰囲気が演出できそう。
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*Sophie Dalla Rosa(ソフィ・デラ・ローザ)
http://www.sophiedallarosa.com/
フランスから参加したニッティングアーティスト、ソフィ・デラ・ローザ氏。ガラスボトルの中には、ノッティング手法で作られた植物のようにしなやかに根をはるような作品が。そしてテーブルから床まで侵食しているニットもユニーク!アートピースとしてリビングにコーディネートしてみたい!色使いのセンスもポイントです。
*la font du ciel(ラ・フォン・ドゥ・シエル)
http://www.lafontduciel-luminaires.fr/
フランスの工芸品メーカー、「ラ・フォン・ドゥ・シエル」の照明はなんと、羊皮紙(パーチメント)でできています!環境へのダメージを考慮し、量産品に用いられるクロム、ニッケル、有機溶媒、合成樹脂といった有害性のある物質と、それを発生させる危険性を削減させる素材に注目したとのこと。半透明の素材が明かりを和らげ、温かみある空気感さえ漂わせますね。帯電防止効果もあり、しかも微生物による分解が可能。手作りで1点ずつ成形されています。デザインの美しさを認める賞、インターナショナル・プラス・アワード2009を受賞。
*HUS D CRAFT(ハス・ディ・クラフト)
建築家駒田健治氏は3種類のスツールを発表。そのひとつ「TRIPOD」はスチール製の3本足がまるで蜘蛛かアメンボ!?大中小の3脚を重ねて収納することもでき、がっちりした構造は公園や遊具の1部として屋外に置かれていても似合うに違いありません。建築の構造体をフレームのままスツールに落とし込んだと聞いたとしても、納得してしまいそうですね。
*MicroWorks(マイクロワークス)
デザイナー海山俊亮氏のレーベル、マイクロワークスから発売する「Tail」は名前の通り、動物のしっぽが特徴的な傘。ベルクロで象られた動物が縫い付けられてあり、その動物の尻尾をぐるりと巻いて、傘をまとめておけるという、ちょっとしたアイデアがキュートなデザイン。傘を差している時も尻尾は止めておけるので、縁から垂れることもないようです。モモンガとサルの2種類が完成していました。
そして、今年の「インテリアライフスタイル・ヤングデザイナー・アワード」は‥‥‥
明日のブログへ続きます!


